沖縄・八重山・小浜島の唄しゃ〜(唄い手)
松竹けんしろう  愛称「小浜の水牛」


Photo by Nakamura-san. 
<松竹けんしろう>
本名:松竹健司郎 
1963年生まれ
八重山小浜島出身



「芸能の島・小浜島」で、音楽の家といわれる”松竹家”の八代目。
父、祖父、ひいじいさんも、皆三線の名手であった。


生まれたときから島の音楽に囲まれて育ち、数多くの師匠から
島の民俗音楽 である「島太鼓、横笛、三線」の指導をごく自然な形で受けた。
5歳で太鼓、小学生〜中学生までには横笛・三線を身に付け、
18才の頃に は島の結願祭(きつがんさい)の正式な演奏者に選ばれた。


東京都内を、島そのまんまの雰囲気で島酒片手に 
『うやん・ちんじ・たぽ 〜り!』 <かんぱい!>
の合い言葉で盛り上げる!
その泥臭、まさに水牛そのもの
今日も楽しいライブで盛り上がろう!
ひやっさささー、したーりしたーり!


そして今日、沖縄"八重山"の文化・歴史・民俗のよさをそのままに生かした
音楽活動を続け、現在東京沖縄料理店などを中心に、
イベントの依頼があれば、何処にでも出かけ、
これまでに、静岡、岡山、茨城、新潟、北海道、大阪、名古屋、
などなどライブ活動中です。


少年時代から現在にかけての伝統音楽とのかかわりを
20年以上にわたって 綴った論文が、東京学芸大学の加藤富美子氏によって
レポートされています。
タイトル「民俗の音楽で育つ人々 -沖縄・八重山の一青年の軌跡を通して-」


※「八重山」=石垣島を拠点とする沖縄県の南西諸島地域の総称。
主な有人島は石垣島「いしがき」、竹富島「たけとみ」、黒島「くろしま」、
新城島「あらぐすく」、波照間島「はてるま」、西表島「いりおもて」、鳩間島「はとま」、
そして中心にある
小浜島「こはま」があり、これらをまとめて、
八つの島で八重山とよばれている。
その他、宮古島「みやこ」、与那国島「よなぐに」、があるが、
沖縄県、宮古市、とか、与那国とよばれている。など。


※左上の楽器の絵はけんしろう本人の手書きによるものです。

 
小浜の水牛・松竹けんしろうの「水牛のシマ」
inserted by FC2 system